7.カワセミの撮り方の検討
 Webで「カワセミ」を検索すると綺麗な写真が多いね。羽の模様まで綺麗に写っている写真の機材を見ると500mm超が多いね。
ここに掲載の「カワセミの撮り方の検討」は10万円以上や70万円もする高価な望遠レンズを使った撮り方(大体持っていない)
ではなく、14400円の最安値300mmレンズで撮った例であり、どう頑張っても10万円以上のレンズに負けるのは初めから判って
いるのでシャープな写真を追求する場合は初めから高価なレンズで撮って下さい。
本ページでは私自身始めてカワセミを撮ったが、その経験談の掲載でありこれからカワセミ撮影を始める方には参考になるかも
しれないが、既に経験者にはまったく参考にならないボケ写真のページです。

(1)羽がない失敗写真
午後4時すぎで少し暗かったので開放で撮影

撮影日時2010/1/20 16:14
撮影モード絞り優先AE
Tv(シャッター速度)1/200
Av(絞り数値)5.6
露出補正0
ISO感度1600
レンズ70-300mm
焦点距離300.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードマニュアルフォーカス

SS(シャッター速度)1/200がダメで羽が無くなっている
→今後は「シャッター速度優先AE」のSS1/500以上で撮る
AFフレーム枠表示で9個とも黒で赤□がない?
→安いレンズのAFが遅くピントが合わないかも?
→動いている被写体は「AI サーボ AF」指定がいいらしい



(2)動かない鳥はなんとかピントが合っている
この止まり木は昨日オレが挿した枝ですが、自分のセットした所に止まってくれるのは嬉しいね!

撮影日時2010/1/20 15:37
撮影モード絞り優先AE
Tv(シャッター速度)1/800
Av(絞り数値)5.6
露出補正0
ISO感度1600
レンズ70-300mm
焦点距離300.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI フォーカス AF




(3)SSが1/500では不足だった

撮影日時2010/1/21 15:14
撮影モードシャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度)1/500
Av(絞り数値)5.6
露出補正0
ISO感度1600
レンズ70-300mm
焦点距離300.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI サーボ AF

SSを1/500に上げたがまだ不足で羽がまだ上手く写っていない
→次回は1/1000以上で撮ってみる。
ピントが甘いね?
→安い300のAFが遅すぎる可能性あり



(4)タイミングはいいがピントがまったく合っていない

撮影日時2010/1/21 15:13
撮影モードシャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度)1/500
Av(絞り数値)5.6
露出補正0
ISO感度1600
レンズ70-300mm
焦点距離300.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI サーボ AF

ピントがまったく合っていない
→安い300のAFが遅すぎる可能性あり。手持ちであり手振れかな?
(大ボケでカットしようと思ったが、形が気に入ったので一応掲載)



(5)300mm×1.4倍(テレコン使用)の写真
前日の(3)(4)からSSを1/640に上げたmがまだ不足

撮影日時2010/1/22 11:31
撮影モードシャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度)1/640
Av(絞り数値)8
露出補正-1
ISO感度1600
レンズ70-300mm
焦点距離300.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI サーボ AF
テレコン1.4倍デジタルテレプラスPRO300装着

レンズの倍率を上げれば鳥が大きく写りハッキリすると思ったがダメだった



(6)2匹ゲットタイミングはいいがボケているね
スピードは今回から1/1000に上げた。ズームレンズは300→248mmで撮影。

撮影日時2010/1/23 11:46
撮影モードシャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度)1/1000
Av(絞り数値)6.3
測光方式評価測光
露出補正-1
ISO感度1600
レンズ70-300mm
焦点距離248.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI サーボ AF
テレコン1.4倍デジタルテレプラスPRO300装着
(6)(7)(8)はテレコン使用で、焦点距離をやや下げ(248.0 mm)
開放値の露出が上がるようにして撮った
→前記(5)よりはSSを上げたが露出は同じ程度であり撮りやすかった



(7)2匹落とさずに食べれるかな
写真のボケの話と関係ないが、1個落としたら近くにいた背黒セキレイが走って来て食べた

 (今日は魚が濃いのかな? 2匹ゲットが数回あった)

撮影日時2010/1/23 11:44
撮影モードシャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度)1/1000
Av(絞り数値)5.6
測光方式評価測光
露出補正-1
ISO感度1600
レンズ70-300mm
焦点距離248.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI サーボ AF
テレコン1.4倍デジタルテレプラスPRO300装着



(8)自動的にf8.0になり暗い写真になった
テレコン着装は全部「露出補正-1」で撮ったのも関係しているが暗く撮るとカワセミの青色も無くなる

撮影日時2010/1/23 11:46
撮影モードシャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度)1/1000
Av(絞り数値)8
測光方式評価測光
露出補正-1
ISO感度1600
レンズ70-300mm
焦点距離248.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI サーボ AF
テレコン1.4倍デジタルテレプラスPRO300装着



(9)低い位置でのホバリング
本日はテレコンを着けず300mmのみで撮影(9)〜(10)。スピードは今回から1/1250に上げた。

撮影日時2010/1/24 11:36
撮影モードシャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度)1/1250
Av(絞り数値)6.3
測光方式評価測光
露出補正0
ISO感度1600
レンズ70-300mm
焦点距離300.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI サーボ AF



(10)ホバリングを途中で止め木に止まる直前

撮影日時2010/1/24 11:36
撮影モードシャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度)1/1250
Av(絞り数値)7.1
測光方式評価測光
露出補正0
ISO感度1600
レンズ70-300mm
焦点距離300.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI サーボ AF

やっぱりピントが合わない
→初めは腕が悪いと思っていたが、動く写真を何枚とってもピントが
 合わないのは安い300mmレンズのAFがダメと言うことにした。



(11)飛び込み
本日はキャノン純正レンズの250mmで撮影(11)〜(12)。スピードは1/1600に上げた。

撮影日時2010/1/25 11:38
撮影モードシャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度)1/1600
Av(絞り数値)5.6
測光方式評価測光
露出補正0
ISO感度1600
レンズEF-S55-250mm f/4-5.6 IS
焦点距離250.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI サーボ AF

 (バックは悪いがピントは大体あっている)



(12)2匹ゲット

撮影日時2010/1/25 11:38
撮影モードシャッター速度優先AE
Tv(シャッター速度)1/1600
Av(絞り数値)5.6
測光方式評価測光
露出補正0
ISO感度1600
レンズEF-S55-250mm f/4-5.6 IS
焦点距離250.0 mm
ホワイトバランス太陽光
AFモードAI サーボ AF

 ISO1600であり粒子は粗いがピントはほぼ合っている
 始めて原寸大で見える写真が撮れた



<結論>

色々確認したが、最終的にはカメラを買った時付いてきたWズームの純正250mmが一番綺麗に撮れた。
250mmではカワセミが小さくなるがWebへ表示程度ならなんとかなりそうです。
ただし、大きな写真にプリントアウトは無理であり、その場合はいいレンズの購入が必要です。

なお、TAMRON AF 70-300mm F/4-5.6は1万円強と安かったがAFが遅く連写撮影には向いていません。

純正250mmで撮ったのは写真展示室の、 No1001.カワセミ1 へ掲載しました。

その後、Canon EF100-300mm F4.5-5.6 USMの中古を6000円で購入して撮ったのが、 No1002.カワセミ2です。



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